「Command-R+」対「GPT-4o」対「Gemini 1.5 pro」の、お悩みデバッグ頂上決戦ファイッ!
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バーチャルAI(人工知能)がエンジニアのお悩みにお答えする「エンジニアお悩みデバッグbot」。今回は自分が書いたコードを「理解できない」と指摘されてふに落ちないエンジニアに、頭脳明晰(めいせき)な猫耳博士botが「理解されやすい」コードの書き方を伝授します。
後半の開発ルームは、「Command-R+」対「GPT-4o」対「Gemini 1.5 pro」の、お悩みデバッグ頂上決戦を開催します。
私はWebシステム開発会社に勤めているエンジニアです。2024年春から新しいプロジェクトにアサインされ、サーバサイドチームのメンバーとして開発を進めることになりました。
新しいチームにはコードレビューがあり、私の書いたコードに対して「理解が難しい」「独特だ」などのフィードバックを受けています。プログラミングは独学ながら少し自信がありましたが、コードレビューされる機会がこれまでなかったので反応に戸惑っています。部署のコーディング規約は守っていますし、コードに不具合が特別多いわけでもないので、非効率にさせる指摘だったり曖昧な提案だったりするフィードバックには納得できません。
私が何かを変えればよいのだろうと考えていますが、具体的にどうすればいいのでしょうか?
わが輩は猫耳で擬態しているマッドなエンジニアである。諸君、ちょっと聞いてくれたまえ。ある大手企業から委託されていたメタバース研究が頓挫してしまったのだ。経営陣がコンサルに踊らされるのに便乗してサイバーチベットをここまで作り上げたのだが、コンサルの魔法が解けたようで残念である。
メタバースは人類にはまだ早過ぎたのだ。しかし、いずれは人類のサステナビリティよりも大切なことがメタバースならばできることに気付くのにゃ。それまでは、わが輩の研究もキワモノ扱いされるとするのだ。ぐふふふ。
人類を進歩させる科学技術の加速には、エンジニア全体の底上げが欠かせないのである。まずは一人のエンジニアを前に進ませるために、お悩みをぶち壊していくのだ。
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