ここからは開発ルームです。前ページまでの猫耳博士botの中身は、AIをサポートとして使うほぼ人力のバーチャルAIでした。本ルームでは、バーチャルではなく本物のAIだけで記事全文を生成することを目指し、お悩みデバッグbotの開発状況を報告しています。
前回は、お悩みデバッグ生成の全体フローを説明しました。これまで作ってきたAIを使ったツールを組み合わせて、テーマからプロット、プロットから各項目の本文を生成し、最後は人力で推敲(すいこう)していくという流れでした。これにより文章の4〜5割をAIで生成できるようになったのですが、逆に言えば、まだ半分以上は人間の手による執筆です。そのため、入稿後に編集者から誤字脱字、句読点の位置、接続詞の有無、意味の補完など、さまざまな指摘を受けます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.