スーパーマーケットに行けば、あふれんばかりのモノ、モノ、モノ。豊かな日本では、お金さえ払えば、好きなものを、好きなときに、好きなだけ買うことができる。よもや、再び日本人が飢える時代がくるなど想像もできない。心理学者マズローは、衣食住など低位の欲求が満たされて初めて、愛情や自己実現など高次の欲求に関心が移ると述べた(マズローの欲求段階説)。一般的な現代日本人の関心は、趣味を楽しむなど、高次の欲求に向けられていると思う。◆しかしここへきて、新興国の需要増などから原油や穀物が急激に値上がりし始めた。穀物輸出国の一部で、自国消費を優先するとして、輸出停止措置などがとられ始めている。米国で作られるトウモロコシの3割近くは、燃料用エタノールになっており、食用の生産を大きく圧迫しているとか。いくらお金があっても、私たちの衣食住を支えるエネルギーや農作物を買えない時代がやってくるかもしれない。◆いつまでも、平和でのんびり趣味に興じられる世の中であって欲しいと思う。しかしそのためには、もう少し悲観的に、低次の欲求充足のために世の中で何が起こっているのか、関心を向ける必要があると思う。(小川)
 先月の続き。カッティングマシン(Craft Robo)を活用するには、結局Illstratorを使ってカッティング用のパスを作らないといけない。というわけで、いまさらながらIllustratorのお勉強を始めた。といってもペンツールとベジェ曲線だけだけど(「Illustratorベジェ曲線 トレーニングブック」でお勉強した)。練習の甲斐あって、カット用のパスぐらいはなんとか作れるようになったし、ペーパークラフトのPDFファイルを読み込んでカット用パスの取り出し/編集ぐらいはできるようになった。それにしてもIllustratorのペンツールは奥が深い。マウスだけじゃなく、左手でキーボードを同時に操作しないといけないので手がつりそうだ。前いた会社のデザイナーな人たちはものすごいスピードで両手を動かしてたけど、これをやっていたのだなといまさらながら感心。これじゃ腱鞘炎になりそうですな。戦闘機ゲーム向けに左手用のスロットルコントロールレバーが売られているけど、あんな感じのIllustrator用キーボードってのはないんでしょうかねぇ。(uchi)
 父親が脱腸の手術で入院しました。10年も前から脱腸になっていたのに、放置してひどくしてしまったみたいです。癌だと思ったんだとか、アホですね。脱腸は我慢しても治らないそうなので、みなさんは真似しないでください。ところで入院した病院ですが、脱腸程度でも4、5人の先生で患者を担当し、手術前日から1時間おきくらいに代わる代わる様子を診に来てくれました。担当看護婦も2時間おきくらいに来てくれます。そのうえ設備が整っていて、胸に貼った電極コードみたいなのが常時医療センターに心拍数や脈拍なんかを送信して異常があるとドクターが素早く対応できるようになっていました。最近は良くできていますね。国立病院だからでしょうか?田んぼと野山ばかりの片田舎で、こんなに整った環境なんて、本当にありがたいです。(正木)

 買わないと決めていたのに、ついつい誘惑に負けてホームベーカリーを購入してしまった。国産小麦粉や全粒粉も購入して、準備万端。さっそく、朝に焼けるようにタイマーをセットして、食パンを作ってみた。早朝、ガゴガゴと動き出し(意外と音が大きい)、セットした時間には焼き上がりを知らせるブザー音とともに、おいしそうな食パンが出来上がった。添加物なしの焼きたてパンが手軽に味わえるようになって、取りあえず満足。今度は、メロンパンにも挑戦したいと思う。(こばやし)
 長年使っていたデジカメがついに壊れたので買い替えを検討中。カミさんも使うので、重たくかさばる一眼レフはパス。画質の良さは魅力だが、やはり持ち歩きやすいコンパクトなボディでないと家族全員では使いにくい。また壊れたデジカメの3倍ズームでは主たる目的の動物撮影に苦労した(寄ると逃げる)ので、光学ズームは最低でも5倍はほしい。その一方で旅行先の風景を撮るには広角も必要だ。さらにいえば自動で撮影モードが選択される方が何かとありがたい(年を食ったせいか、モード選択が面倒になってきた orz)…… などと要求仕様を固めたら、DMC-TZ5DSC-W170など5機種ぐらいに絞れた。あとは各種動作の素早さや実際の使い勝手を店頭で確認すればよさそうだ。次の新機種がリリースされる前にサッサと決めねば。(MkII)

 世の中から取りあえず無くしてほしいものが2つあります。1つはデジカメのマクロ・モードです。顔認識もできるというのに、近くかどうかは検出できないのでしょうか(できる機種も若干ある)。もう1つは、大きいサイズの画像が開くと思いきや、大きさが全然変わらない画像を開く画像リンクです。リンクはるなや。(遠藤)
 子供から大人まで日本人ならみんな大好きな日本人のソウル・フード「カレー・ライス」。そんな日本のカレーにはまっている外国人がいるのがうれしくて、今月はその話題です(笑)。とにかく次の記事を読んでみてください→「『日本のカレーライス』を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』」。この記事は抄訳なので、若干おもしろおかしくはしてあると思います。それにしてもこうやってアメリカでもおいしい日本カレーがどんどん食べられるようになるといいですね。ちなみにハワイでは、アラモアナ・ショッピング・センターのフード・コートに通じる入り口付近にCoCo壱番屋があるのは皆さんご存じですよね?! あれは沖縄のCoCo壱番屋が米軍兵士やその家族に人気で、それがハワイ出店のきっかけになったといううわさがあります(ハワイには4店舗あります)。やっぱりアメリカ人も日本カレーを食べれば子供から大人までみんな大好きになるようです。そういえば、ITmediaオルタナティブ・ブログの佐川さんの記事では、「アメリカ人やインド人は、お好み焼きは気持ち悪くて食べなくても、日本カレーは大好評だった」と書かれていました。やっぱり日本カレーのおいしさは世界共通なんですよ! この調子で寿司みたいに普及してくれないかな。そうなったら、カレー中毒の僕は、海外でカレー欠乏症にならなくて済むなぁと夢が膨らんでいます(笑)。(いっしき)
 随分前にJavaの入門書を企画していた編集者と話をしたことがあった。その方は、Javaの入門に統合開発環境(eclipseですね)を使うべきではない、と主張していて興味深く話を伺った。Visual Studioもとても高機能になり、プロパティを設定したり、ウィザードに答えたりしていくだけでぞろぞろとソースコードが自動生成される。C#のclassにデストラクタがないことを便利(もしくは不安)に思うのはC++で苦労した経験を持つプログラマだろう。例えば道ばたにタバコを投げ捨てる人がいて、捨てられたタバコの吸い殻はいつも清掃車がきれいに片付けてくれるのだとしたら、タバコを投げ捨てるのが悪いことだとは、投げ捨てた本人は思い至らないのではないか、と思う。「思い至らなくなる」ということが、後になってとても大きなしっぺ返しにならないかと不安になるときがある。「配慮する必要がない」と考えるのと、「配慮(するかしないか)という思考そのものをしない」というのはとても大きな違いだと思うのだが。なんだか急に歳をとってしまった気がする。(岸本)

 初めて緊急地震速報を携帯で受信しました。購入した直後に設定していたことをすっかり忘れていたので、夜中の1時46分にけっこう大きい音で「ギュイギュイギュイギュイ(私にはこんな風に聞こえたんだけど・・・)」と鳴り出したのにはびっくり。しかもまったく聞いたことのない音だったので携帯が壊れたのかと。地震にドキドキ、携帯の音にドキドキでした。取りあえずあの音だったら夜中に鳴っても目が覚めるかも。(z)
 お台場に犬をレンタルできるところがあるので、それを目的に開店時間に行った。ところがすでに大行列、入口には「本日の予約は終了致しました」という貼紙。考えることは皆一緒。犬に癒しを求めているのかなあ。しょうがないので猫で我慢しようと思い、猫とふれあえる「ねこたま」へ。かわいいけど、猫ってやっぱりお馬鹿ちゃんよね。お台場も人がいっぱい。ビーナスフォートまで行く元気もなく、ワンちゃんともお散歩できないのですぐに帰ることに。帰りは両国行きの水上バスに乗りました。天気悪かったけど、空いていてよかったです。いつか乗ってみたいヒミコともすれ違いました。(松永)

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