「明日は雨」。この文字列は、コンピュータ上で最終的に何らかのビット列に置き換えられて記録され、転送され、情報としてあなたの元に表示されている。さて、特別な知識のない普通の人が空を見上げ雲行きを見て、当てずっぽうに「明日は雨」という場合もあれば、気象庁が衛星やらレーダーやらの巨大システムを駆使して「明日は雨」という場合もある。両者の情報価値が異なるのは自明だが、ビット列は何も変わらない。ビット情報は100%同じでも、価値がまったく異なる情報がある。インターネットはビット情報の洪水だ。必要な情報は、Googleなどを使って、ビット列を頼りに検索するしかない。しかしそこで得られる情報の価値は、あなた自身が評価できなければならない。ネット出版の大きな課題がここにあると思う。(小川)
正月休みには、いままで溜まっていた録画済みTV番組を全部見て、HDDの中身を空にするぞと考えていたが、1Tbytes分もの録画を消費するのはやっぱり無理であった。いくら見ても終わりそうにないうえに、新しい番組もどんどん増える始末。コロンボの再放送も始まってさらに大変。うちのTVはLANやUSBでHDDをいくらでも増設できるが(東芝のRegzaシリーズ)、うかつに増やすとさらに面倒になりそうなので自重している。経験上、HDDレコーダは何年かに一回ディスクが壊れて、中身がきれいになくなることがあるが、そろそろ飛ばないかと、ちょっと期待していたりする……。(uchi)
年の瀬、わたしがまだ帰省する前、実家の隣家が火事に見舞われました。近所中、大パニックで野次馬は集うは、犬はハイテンションだわ、タオル1枚で風呂から飛び出す人はいるは、騒然となりました。もちろん我が家も例外ではなく、父親は心臓発作を起こすし、母親は消防隊に絡みすぎて誤って水を掛けられるし、姉なんていったん逃げたのに雨戸を閉めに引き返しちゃって、閉めてる最中「誰か中にいるぞー」などと叫ばれたそうです。とんだ災難でしたが、周りに燃え広がることもなく隣接する我が家は放水で水浸しになる程度で済みました。「備えあれば…」といいますが、「備え」なんてあったかどうかも分からなくなる状況だったようです。突発的な緊急事態、冷静に対応できる自信あります?(正木)

自宅のPCのメモリが512MBX4=2GBなのをふと思い出して、3GB+1GB(XPを3GB、RAMディスクを1GB)とすべく、2GBのDIMMを2枚購入(2枚で3千円)。ところが、うちのP5B無印では2GB+2GB(Memory Remap有効)か、3GB+0GB(Memory Remap無効、1GBは天使の取り分)にしかできないことが発覚。しかしよく考えたら最初の512MBX2はそのまま使えるので、結局、物理的には5GBなのに、BIOSでは4GBで、3GB+1GBという構成に(Memory Remap無効)。そして一時ディレクトリなどをRAMディスクに設定。軽くなったような、前と変わらないような。しかも休止ができなくなってしまった。(遠藤)
いつも@IT/Insider.NETを読んでいただきありがとうございます。本@ITについて、大きな画面で見ると左半分しか使ってないようになったりして見にくいという意見をいただくことは多々あるのですが、デザインの変更については過去の記事資産やサイト全体の統一を行わなければならずなかなか難しいところがあるんですよね。そもそもわたしは、いまのHTMLテキスト・ベースのページ自体が読みやすさに限界があり、未来にはもっと読みやすいデバイスやソフトウェアが出てくると思っています。それこそ新聞のように、紙のような素材のデバイスで記事を読めるようになったりとか。いまでも、iPhoneでWebサイトを閲覧するのは結構読みやすいという印象を持っています。また、New York TimesのTimes Reader(写真:New York Times 2009/1/7 更新の誌面より引用)は本当に新聞の紙面のような段組を動的に最適なサイズで表示してくれ、これも未来的な読みやすいデバイス/ソフトウェアの1例ではないかと思っています。いずれにせよ、メディアの記事などはそういうものを使って、効率的にじっくり読めるようになる時代が来るのではないかと想像しています。(いっしき)
仕事で200行ほどもあるSQLを3本(?)記述。200行もあるSQLなんてメンテナンス不能になるのではと不安になる。そこでなるべくコメントを書き込むようにしているのだが、スキーマを理解していないとコメントも役に立たないのではと感じる。特にクエリによって得られた結果が果たして要求どおりのものかどうかは、実際にデータを扱っているスタッフでないと判別がつきにくい。普段データに接しているスタッフなら感覚的に結果の正当性に気がつくようで、「期待したものにほぼ一致しているようだけど、数値が少し違う」ときが一番厄介。こういう場合、大抵クエリが間違っていて、気を取り直して書き直し。このクエリは書き直しになりませんように。(岸本)

朝日新聞と財団法人森林文化協会が選定を進めていた「にほんの里100選」の発表があった。まだまだ日本にもいい風景が残っているのだなぁ、と感心する一方、選ばれたことで観光地化してしまうのではといった懸念も感じる。山村部の高齢化や郊外の宅地化により、これらの風景がいつまで残るのかということも心配だ。私の育った場所も、幼少のころは、まさに「にほんの里」といった風景であったが、いまや住宅だらけとなり、当時の面影はない。にほんの里100選に選ばれた場所が、10年後も20年後も「日本の原風景」であり続けてほしいと思うものの、きっと数年後は立派な観光地になっているのだろうなぁ、とも思う。(こばやし)
貧乏性と凝り性のせいなのか、システム管理上の問題を解決する際、まずタダすなわち現金を使わない対策はないかと考えてしまう。この製品はちょっと高いけど効率は良くなるかな、とか、このサービスに移行すれば社内で管理の手間を省けそう、などと検討するものの、やっぱり無償のツールに流れていく。数少ない有償製品/サービスも、消耗品扱いで資産にならない金額までだ。この後記を書いている最中も、サーバのディスク増設準備に苦労しながら「もっとお高いサーバ・マシンなら、いちいちフルバックアップせずとも、オンラインのまま物理ディスクの増設からボリューム拡張まで簡単にできるのに」なんて後悔が後を絶たず orz。人件費込みのTCOも考えないとね。本年も引き続き弊誌をご愛顧のほどよろしくお願いいたします。(MkII)

年末は大変な目にあった。30日にあることが原因で病院に運ばれ、あげく左腕が2倍に腫れ上がりまったく腕を上げられなくなる。次の日31日、腫れもある程度引き肩ぐらいまでは腕が上がるようになったが、握力がほんのちょっとしかなく何をつかんでも持ち上がらない。そんな状態で年を越し、お正月。初詣に出かけおみくじを引いたらなんと大吉。年末ひどかったからなぁ幸先いいぞ!と思いきや次の日、握力もだいぶ回復したので荷物を運ぼうと持ち上げたら荷物ごとひっくり返り両足に青あざがくっきり。今年何かしそうで不安です。(z)

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