世界不況で、連日新聞には、業績下方修正、赤字、人員削減などの暗い文字が踊る。例えば強い日本の製造業を代表するトヨタ自動車。昨2008年3月期には、過去最高の2兆2000億円の営業利益を計上するも、2009年3月期予想は数千億円の赤字だという。まさにジェットコースターのような変貌ぶりだ。破綻した米リーマンブラザーズにしろ、少し前は空前の好景気に沸いていた。いわば世界中がジェットコースターに乗っているようなものだ。このスピードアップした世界の実現において、インターネットが果たした役割は大きいと思う。インターネットのおかげで、情報が瞬く間に世界中をかけめぐるようになったし、誰もが手元のパソコンから巨額のマネーを瞬時に動かせるようになった。インターネットの利点は誰もが認めるところだろうが、その負の側面にも目を向けるべきときかもしれない。自分の足で階段を上るのは大変で時間が掛かっても、一歩ずつ降りることができる。インターネットは歩かなくてもあっという間に10階まで連れていってくれたが、戻るときには飛び降りないといけなかった。ネットは、企業や、国家の想定を越えたスピードやグローバリズムをもたらしてしまったのではないか。世界の名だたる企業が変化に翻弄されるニュースを見ながら、そんなことを考えた。(小川)
Microsoft Researchから「MS ICE(Image Composite Editor)」という、パノラマ写真の合成用ソフトがリリースされている。本来はSilverlightのDeepZoomなんかで使う高解像度の写真画像データなどを作るためのものらしいが、タダのパノラマ写真合成ソフトとしてみても非常に優秀である。以前使っていたソフト(PixMaker)と違って、適当に撮った写真をまとめてツールにドロップするだけでよく、勝手にそれぞれの位置関係などを検出して自動的に合成してくれるので、何の手間もいらない。濃度調整なども不要のようだ。ただし、自分で配置(アライン)などを変えたくても一切できないのがやや不満か。合成結果を考えて、漏れのないようにきちんと全方向撮影しておくことなど、素材写真の撮影方法に少しコツがいるようだが、なんとか使いこなしたいもんだ。(uchi)
「めざせ1日9,000歩フェアー」が私の中で勝手に開催されている。万歩計を持ち歩くようになったのだ。何も考えずに会社に来て帰るだけでは1日3,000歩がいいところだが、もう100歩、200歩と歩数が増えるようちょっと工夫をして生活するようにしたら、プラス2,000歩くらいは意外と簡単に増やせた。面白くなって、各停に乗った日は1つ前の駅で降りて歩くようにしたり、休日だけ早朝ウォーキングをしたり…。気が付くと外を歩くことが多くなっていた。今はゲーム感覚で楽しんでいるけど、何かプラスの相乗効果がいろいろあるんじゃないかと期待している。(まさき)

以前「昔のアルバムの写真をスキャンしたい」と書いたが、久しぶりに調査してみるとブラザーからA3スキャナ搭載複合機が去年末に出ているのを発見(MFC-6490CN)。FAX、プリンタ、コピー機能などは不要だが、A3スキャナだけだったとしても4万円台は画期的に安い。しかもADF(自動原稿送り)や無線LANまで付いてる。さっそく購入してみた。大したレビュー記事もなくちょっと不安だったが、解像度も十分で、きれいにページまるまるスキャンできた。ADFがあるので書籍などもスキャンしたくなってくるが、本をうまく解体するのはかなり難しい。(遠藤)
1月27〜28日の「Tech Days 2009」の初日、プレス向けにスペシャル・セッション「モデル駆動開発におけるUMLの新たな役割」が開かれました(そのときの内容はbuilder by ZDNet Japanの記事」に詳しく書かれています)。メイン・スピーカーはOMG会長兼CEOのリチャード・マーク・ソーリー(Richard Mark Soley)氏だったのですが、そのソーリー氏から先日、「LinkedIn」というSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への招待状が届きました。このLinkedIn、米国シリコンバレーを中心に3000万人以上が使っているビジネス用途の(=日記などの趣味的な要素を排除してビジネスに特化している)SNSらしく、なんとあのビル・ゲイツ氏もこのLinkedInを使っているようです。そのビジネス機能としては、具体的には「Contacts:コネクション・ネットワークを構築する機能(直接の関係者と、その背後の2次関係者、3次関係者で構成される)」や「Jobs/People/Companies:(コネクション・ネットワークの関係者から推薦される)ビジネス機会/人物/会社を検索する機能」、「Hiring:募集したい職業に適切な人物を、潜在的な候補者の中から探し出すのをサポートする、人事担当者/雇用者/会社経営者向けの機能」、「Answers:ビジネスに関する質疑応答が行える質問機能」などがあるようです(詳しい機能内容は、ITproの記事を参照してみてください)。例えば、右の画像は「Hiring」のホーム・ページで、人材を効率的に集めるための機能が提供されています。確かに、とある業務に「適切」な人物を探し出すのは結構難しいのではないでしょうか(わたしも筆者探しをすることもあるのでこれはよく分かる)。LinkedInを使えば人脈網をうまくたぐり寄せて最も適切な人物を探し出せる(かもしれません)。なんで日本でこのような「仕事で使うためのSNS」が出てこないのかなぁと思うんですが、やっぱり日本は東京に会社が集中しており、人材を探すのも(米国と比べて)それだけ容易なのかなぁとか思ったりしています。(いっしき)
洗濯の終わったジーンズのポケットから携帯電話が出てきました。触った感じはしっとりとしています。静かにストラップを外し、バッテリを外し、シムを取り外し、SDメモリを取り外しました。これからAUショップに出かけてきます。(岸本)

通勤にJR東日本のスイカ(非接触型ICカード)を利用し始めてかなりたつ。ところが、どうも改札を一発で通抜けられなくなり、窓口でカードのデータを修正してもらうことが多くなってきた。経年変化の問題か、それともいろいろなポイント・カードで厚くなった財布が悪いのか、お札で財布が厚いことはない、とかいろいろと悩んでいた。で、とある記事を見つけた。「新しく発行される運転免許証には非接触型ICカードが搭載されており、スイカなどがそれと干渉する」と。確か半年前ほど運転免許証を書き換えてICカード型になっている。そこで、スイカと免許証を二つ折りの財布の左右に振り分け、財布を開いて改札を通過するようにしたら、これまでの苦労がウソのようにスムーズに通り抜けられるようになった。非接触型ICカードは便利なのだが、いろいろと内蔵されるとむしろ不便になるようだ。どうせなら、1つのカードで済ませられるようにしてもらえると助かるのだが。それにしても、何で運転免許証にICカード機能が必要なんだろう。説明では、個人情報保護のため本籍のデータが入っているとか(住所の方が個人情報保護という面では重要だと思うが)。そんなもののためにICカードを入れる意味があるのだろうか?(こばやし)
年末年始に帰省した際には、必ず御札を買って管理下のサーバ・ファームに祀っている。決して信心深い方ではないが、この神頼みのコストは1000円/年以下と障害対策としては格安なので、ずっと続けている(むしろ罰当たりだな)。その御利益なのか未確認だが、始めてからの約8年間、深刻なデータ損失は生じていない。ただ最近、HDDやメモリの故障で少々痛い目にあったので、いろいろチェックしていたらサーバ・ラックの奥に歴代の御札が山と積んであった(しかもマザーボードなどのパーツにまみれて)。1年間守護していただいたのに奉納しなければ御利益も薄れるというもの。次の帰省時にはお納めせねば。ところでサーバを守護していただく御札は「交通安全」でよいのだろうか? 障害対策なら「息災延命」「厄難消除」の方がよい気もする。識者の方、教えてくださいm(_ _)m。(MkII)

近所の公園で毎年恒例の梅祭りが始まりました。公園のほうを見るとうっすらとピンク色が見えたので、散歩がてら梅を見に行ってきました。うーんでもまだちょっと早かったかな。取りあえず咲いている梅のところにいき深呼吸。梅の香りを満喫しました。この祭りが終わると今度は桃、桜の季節。あーあ今年もスキーにいけなかったなぁ。(z)

過去のEditor's Noteはこちら
Windows Server Insider
System Insider
STAFF
(株)デジタルアドバンテージ
代表 小川誉久 / Yoshihisa Ogawa
技術開発部 遠藤孝信 / Takanobu Endo
編集サポート/営業担当 正木理絵子 / Rieko Masaki
   
Windows Server Insider
編集長 打越浩幸 / Hiroyuki Uchikoshi
副編集長 島田広道 / Hiromichi Shimada
   
Insider.NET
編集長 一色政彦 / Masahiko Isshiki
編集(兼任) 遠藤孝信 / Takanobu Endo
   
System Insider
編集長 小林章彦 / Akihiko Kobayashi
編集(兼任) 島田広道 / Hiromichi Shimada
   
Designer
Webページ制作 有賀順 / Jun Ariga

 



Windows Server Insider フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

注目のテーマ

Windows Server Insider 記事ランキング

本日 月間