<今月の1枚>
コスモスの季節になりました。
リーマンショックを発端とする米国発の金融不安が世界を駆けめぐっている。リーマンCEOの議会証言によれば、CEOのファルド氏が2000年以降に受け取った報酬は約480億円とか。世界経済を大混迷に落とし入れ、米国民の莫大な血税を尻ぬぐいに使わせた張本人が得た報酬がこれ。一方、世の中を一変させた大発明の青色LEDで、発明者の中村氏が裁判の和解で得た対価は8億4000万円だ。真面目に汗して働く人々が経済混乱に翻弄される中、中東ドバイでは高さ1kmの超高層ビルの建設計画が持ち上がっているという。多少の格差は努力へのモチベーションとして必要だと思うが、残念ながら現在の世界経済は、価値と対価に一部で大きな不均衡があり、あまりにいびつになってしまっていると思う。表面的な内需拡大などではなく、今後日本が世界に高い価値を提供し続けるために、何が必要なのかを考えなければいけないと感じる。（小川）
またまた先月の続き。新しく買ったノートPCはやはり、ゲーム専用となりつつある。とはいえ最新FPSゲームではなく、ノートPCのCPUでも余裕で動く、昔のものがメインだ。最近のお気に入りはStar Wars: X-WING Alliance、Windows 9xのころのゲームだ。昔やったときは英語の壁にも阻まれて途中で挫折していたが、いまなら描画オプションをフルにしても問題ない。格闘戦で、敵味方100機近く入り乱れていても余裕で動くのは感動ものである。そういえば今年は映画「クローン・ウォーズ」が公開されていたらしいが（見に行かないうちに上映が終わってしまった..）、ひそかにスターウォーズブームが来ている……（そんな気配はまったくないな、やっぱり）。（uchi）
「ラクーア」に行きました。都市型温泉って心からリラックスできないような気がするし、風呂上がりでもすっぴんでは帰れないしと敬遠していました。でも、ここまで規模でかいと都心という設定も許せますね。私的に目玉なのは、岩盤浴とサウナの種類が多いこと。結局全部は回れませんでした。アメニティの充実っぷりにも感激です。大手化粧品会社からファンデーションからマネキュアまでたくさんの試供品が用意されているので遊べます。仮眠スペースもあるので、友だちは夜ここで過ごし、朝は試供品でメイクして出社することもあるそうです。（正木）

何年かぶりに秋葉原の電気街を歩いた。以前は、メモリやハードディスクなど、秋葉原で買うのが普通だったが、インターネット通販が安くて便利になってからは、秋葉原から足が遠のいていた。久しぶりの秋葉原はすっかり様子が変わってしまい、知っている店も大幅に入れ替わってしまっていた。閉まっている店舗もチラホラ。駅前や通りには、メイドさんによる呼び込みもいて、電気街という雰囲気は薄まりつつあるようだ。そもそも秋葉原は、真空管から始まり、無線、家電、パソコンと、ときどきのヲタク文化とともに歩んできた街なので、これが正常進化なのかと変に納得してしまうところもある。それにしても、なぜ食べ物屋が増えのだろう？（こばやし）
新たに飼い始めた子猫は世界の経済情勢がとっても気になるらしい。世界同時株安のときなど、テレビの上で写真のように経済ニュースを見つめ、真剣に憂いでいた。景気後退で世帯収入が減ったら自分の餌が安物に変わると心配しているのかもしれない。飼い主が眠っている深夜には、ネットで情勢を確認したいのかVista PCのマウスを動かして休止状態から復帰させ、パスワードを入力した痕跡がよく残っている。まだパスワードは破られてはいないが、将来が心配だ。（MkII）

外出時に手軽に写真が撮れるようにコンパクト・デジカメを買った。キヤノンのIXYと迷ったが、値段の下がりきった富士フイルムのFinePix F100fdを。高感度に期待したのだが、ISO 100以外は油絵みたいでまったく使えず。ISO 100固定でオートフラッシュにしておけばそれなりに撮れるのだが、フラッシュの位置が悪く（シャッターボタンの近く）、いつも指がかぶってしまう。いまさらあり得ない設計だ。（遠藤）
ここ最近は、極限まで仕事を効率化できるようにいろいろな工夫を試しています。プログラマーならVisual Studioのマクロやアドインを活用してルーチン・ワークはすべて機械で処理させたりすると思うんですが、僕の場合は文章作成や校正作業がメインの仕事になるので、主に「文章をいかに効率的に間違えなく作成するか」「いかに早く適切な校正作業を行うか」というのがゴールになります。ところで、以前の編集後記で携帯を買い換えて「文字入力機能が4年前と比べてさらに頭が良くなっていること」が1番うれしかったと書きました。これは入力時に表示される「予測候補」のことで、「携帯ではこういうのができて、なんでPCではできないんだろう？ 必要は発明の母っていうことなのかな……」とか思ってました。しかし、やはりATOKがバージョン2006からすでにこれに対応していました。それが右の図で、1文字入力すると最も入力可能性が高い順で、入力語句を推測した候補が表示されています。この例でもしぼくが「ありがとうございます」と入力するつもりだったら、「あ」を入力して［Shift］＋［Enter］キーで入力し終わります。また「アプリケーション」だったら「あぷ」を入力して［Shift］＋［Enter］キーで入力完了です。めちゃくちゃ早いですよね。これが試したくて9月に1カ月間試用して、なかなか良い印象を持ったので、月末に「ATOK 2008 for Windows [広辞苑 第六版 セット] 通常版」を購入しました。で、どうせならと思って、さらに「共同通信社 記者ハンドブック辞書 第11版 for ATOK」と「角川類語新辞典 for ATOK」も買って、日本語入力を完全武装しました。これで、入力は早いは、用語統一できるは、意味も類語もたくさん調べられるは、完ぺきです。だからといって、いきなり文章までうまくなるわけではないんですよね、これが。ちなみに、友人にこの話をしたところ、「そんな機能、昔のワープロならあったよ」といわれました。ワープロ専用機よりもPCのワープロ・アプリケーションの方が安いし便利だし（いわゆる「チープ革命」）、それでみんなPCに移ったわけですけど、そこでそぎ落とした機能もあり、いまさらそれが再発掘されているってことです。これからクラウド時代が始まるとすると、すごく斬新な機能だと思われたものが「そんな機能、昔のWindowsデスクトップ・アプリケーションなら普通にあったよ」とかいうような状況になるかもしれないなぁと思いました。（いっしき）
以前に見たテレビのバラエティ番組で、くまのプーさんの風船にヘリウムをパンパンにつめて、そのまま車で高地に移動したところ、トランクに入れていたプーさんが爆発するというアクシデントを見た。同じ原因ではないと思うが、けっこう高めに空気を入れておいた自転車のホイールを車の中に放置していたら、いつの間にかバーストしていた。それほど標高が高いわけではないので、車内の気温のせいだと思うのだけれど、ショック。数回しか乗っていないのに。（岸本）

通っている歯医者さんのおすすめで「音波振動歯ブラシ」を購入しました。私の口は普通より小さいのに親知らずが残っているので、奥までしっかり磨くのに苦労していました。でもこれは軽く押し当てるだけで歯がピカピカ、しかも歯ブラシで磨くよりも時間が短縮でき、も〜大満足。でも振動しているせいかブラシの部分ではないところが歯に直接当たるとゾクッと寒気が。これは慣れるしかないんでしょうね。（ｚ）
生まれて初めてじんましんになった。アレルギーでもなんでもないのに。風邪気味だった上、季節の変わり目で気温差が激しかったりで自律神経がおかしくなったらしい。皮膚科へ行ったときも先生に「今日はあなたで4人目です」とじんましんの多い時期なんだとか。目の周りに出たとき目が腫れて殴られ顔に。ほぼ全身に出て痒くて全然寝れないし、とにかく精神的にもやられました。いまはすっかり跡形もなく治りましたが、少し痒いと、まさかっ！って思ってしまいしばらくはかゆみが恐怖なのであります。（松永）

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