佐藤雅彦さんの『プチ哲学』を読んだ。ひと目で分かるイラストと、ごく短い文章で哲学を身近に語ろうという実験書である。「素速く飛び回る虫」を電線に止まっているツバメの親子は見定めることはできないが、自分自身が素速く飛べばその虫が止まって見える。私が好きなのはこれだ。いまのご時世、とにかく世の中変化が速い。あんまり速すぎて、何がなんだか分からなくなるときがある。そう思うのは、自分が立ち止まって考えているからじゃないのか。走りながら周りをしっかり見渡すのは簡単じゃないし、走っていると、ちょっとくらいうまくいっても、すぐつまづくかもしれないからなかなか安心できないけれど、やっぱり走りながら考えるしかないんだろうなぁ、と思う今日このごろです。『プチ哲学』お勧めですよ。(小川)
雨に煙る奥多摩湖
雨の奥多摩風景
健康のためにも、自転車通勤&ツーリングするぞと意気込んではみたものの、今年の夏は暑かったり、雨(台風)が多かったりで、めっきり乗る機会が減ってしまいました。9月は100kmぐらいしか乗っていません。もっぱら車とバイクで移動してましたが、あの大雨の中、奥多摩周遊道路なんかを走っている自転車乗りがいるのにはびっくり。バイクならともかく、自転車であんなことする根性はありません。というか、それ以前に、まだまだ体力がぜんぜん足りません。奥多摩どころか、和田峠ですら自転車押しながらやっと登れるくらいなのに、あんな遠くまで行って、さらにそれを登るなんて……。次はミニベロ(小タイヤ径の折りたたみ自転車)でも買って車に積み、おいしいところだけ自転車にしようかなどと策略中。 (打越)
試供品が大好きだ。試供品と聞いて男性だとyahoo BB!/フレッツなどを1週間無料で試す袋詰めなどをまず想像するかもしれないが、そうではない。ソニプラのような女性の雑感を満たしてくれる小道具を揃えた店に行くと、必ずカウンターの付近にトリートメントや洗顔の試供品を2、3品取りそろえられている。私は、これらを持ち帰らなかったことがない。大手化粧品の試供品は何かを買わないとおまけをくれないし、くれてもつまらないもの(珍しいものではない)が多い。でも、こういった店で用意している試供品は、例えば長野の小さな会社が一念発起して商品開発したこだわりの珍品かつ高品質なものが多い。それらに含まれた成分をネットで検索し効能を確かめ確信を持ったあとに使用するとなんだかうれしい。…いっておくが、私はスーパーの試食品を荒らしたりはしない。(正木)
 
Zeiss Ikon 往年の銘ブランド「Zeiss Ikon」が復活。コシナが製造するLeica Mマウントのカメラを販売するという。とってもカッコイイ。同時にDistagon T* 15mmなんて魅力的なものも……。価格が気になるが、きっと物欲に負けてしまうだろうなぁ。いっそのこと50万円とかにしてくれれば、買えないからあきらめがつくんだけど。来年はクルマも買い換えたい、といった具合に物欲は尽きない。その前に尽きた状態の銀行の残高を何とかしなければ。(こばやし)
攻殻S 2nd GIGが面白くなってきた。特に第11話はお気に入り。個人的に片手で鶴を折るのは永遠に無理そうだが。第14話もいい感じ。個人的にあんなスカウトのしかたは、する方もされる方も永遠に無理そうだが。◇キタ〜〜〜〜〜 少年魔法士の新刊! でもまだ読んでないから感想はなし。どうでもいいのだが、新書館のコミックをすべて「耽美」という棚に集中配置するのはやめて欲しいと新宿南口の某書店に言いたい今日このごろ。◇イノセンスのスタンダードDVDを買ったら、なぜフィギュアや絵コンテ付きを買わないのかとヘタレ呼ばわりされた。確かに世帯を持ってから道楽につぎ込む金は減ったが。いとかなし。(MkII)
 
最近viキー・バインドのブラウザを作り始めました。取りあえず、h、j、k、lによるフォーカス移動をIEベースで作ってみたんですが、けっこういい感じです。キーボードだけで操作するIEを目指しています。iを押さないとテキストボックスに文字が入力できません。なんてクールなんでしょう。タブ・ブラウザのようなバッファ切り替えも付ける予定です。出来上がりはいつになることやら……(えんどう)
「ブログは破壊的イノベーターである」。私はそう思います。破壊的イノベーションとは、業界大手の巨大な優良企業が、性能面や規模などすべてにおいて優れていない弱小企業によって、淘汰(とうた)されることです(このことを、ハーバード・ビジネス・スクール教授のクレイトン・クリステンセンは「イノベーションのジレンマ」と呼んでいます。詳しくは「イノベーションのジレンマ−技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」やCNET Japanの「イノベーションのジレンマに陥る優良企業たち」を参照)。イノベーションのジレンマについては多くの人が理解できるはずです。例えば、あれほど巨大で収益率の高いメインフレームという優良なシステムに取って代わって、規模が小さく性能の低いパソコンといった弱小なシステムが、いまや全盛を迎えていることを思い出してください。その昔、顧客の要望に応えながら改良を続け、それによって飛躍的に成長を続けてきたと思われるメインフレーム業界がなぜ勢いを失い、パソコン業界のような小さな存在が隆盛してきているのか。それは「顧客の要望に応えて改良を行い、成長を続けたから」にほかなりません。パソコンのような得たいのしれない(「メインフレーム業界が入り込む価値はない」とさえ考えられたような)小さな業界のテクノロジを、パソコンが登場してきたときには、メインフレームの顧客は望まなかったからです。それと同じことがブログとメディアにもいえるような気がします。ブログのような得たいのしれない(「パブリック・メディアから見ればその領域に踏み込む価値はない」とさえ考えられるような)小さなパーソナル・メディアは、現在の@ITやITmedia、CNETのような巨大なパブリック・メディアの読者は望まないと考えられるからです。@ITやITmediaはこれからも改良を続け、飛躍的に成長を続けるでしょう。そしてそれがいつの日かブログなどの破壊的イノベーションによって淘汰される気がしてならないのです。もしそうなるとしたら、私たち@IT/Insider.NETは、いま何をすべきなのか。そういったことに思案をめぐらす今日このごろです ;) 。(いっしき)
 
今年は東京で真夏日が70日もあったとか。例年に比べ、全国的に暑かったこともあるでしょうが、緑地の減少やエアコン、自動車などからの廃熱も真夏日が史上最多となった原因の1つになっているでしょう。パソコンの高性能化にともない、その内部で使われるCPUやグラフィックチップが発する熱量もけた違いに増加しました。そのうち規制されるかもしれないなんてことを考えながらビールを飲み、二酸化炭素を放出する私なのでした。あ、また蚊が寄ってきた〜〜 ぱしっ。みなさん、またどこかでお目にかかりましょう(ありみつ)
最近、部屋にある Windows のデスクトップマシンを 24 時間動作している Linux Box から Wake on LAN で起動できるように設定した。もちろん、最大の目的は Windows リモートデスクトップにある。さっそく、今日(この編集後記を書いている日)、仕事場から SSH のトンネル経由でログインしてみたところ、部屋も光回線で接続しているだけあってなかなか快適であった。しかし、Wake on LAN だとマシンの起動が終わったか終わっていないかを判別するのが非常に難しい。(泉)
 
以前肩こりがあまりにもひどくて眠れないときがあった。これはもしかしてまくらのせいかなと思い、Labの清水さんおすすめの、バスタオルで作るまくらを教えてもらった。3カ月ぐらい使い続けてみると、おどろくことにひどかった肩こりが解消されたのである。すごくいい!ただ朝起きると、たまーにバスタオルまくらがぐちゃぐちゃになって、端の方でくるる〜んと丸まっているのがどうもなぁ。で、考えた。買うか!以前から気になっていたロフテー枕工房へ。頸椎弧を計ってもらい、ベットに横になってあらゆる素材のまくらを試してみる。羽やキャメル、ウレタン、そばがらなど、どれもこれも迷う〜!なんやかんやと1時間近くかかって選び、家に帰って寝る準備を整え、いざ横になってごろごろ試していたら、そのままくぅ〜。朝までぐっすりでした。(銭高)
まったく興味のないプロ野球観戦(巨人vsヤクルト)へ行って来た。ちょうどスト突入か回避かという真っ只中で、普段ならどうでもいい話題なのだがこのときばかりはプロ野球ニュースも気になって見てしまった。別にチケット代は戻ってくるからストならストでもよかったのだが、ヤフオクで定価よりも高く買ってしまったため、どうしても行かないわけにはいかなかったのだ。結局は野球見たさではなく、お金絡みなわけで…。試合はつまらない内容だったが、ちゃんと応援(気持ちは入っていないが)したつもり。でも、熱狂的巨人ファンをウォッチングしていた時間の方が長かったかも。徳光さんばりの人がいっぱい。(松永)
過去のEditor's Noteはこちら
Windows Server Insider
System Insider
STAFF
(株)デジタルアドバンテージ
代表 小川誉久 / Yoshihisa Ogawa
技術開発部 遠藤孝信 / Takanobu Endo
編集サポート/営業担当 正木理絵子 / Rieko Masaki
   
Windows Server Insider
編集長 打越浩幸 / Hiroyuki Uchikoshi
副編集長 島田広道 / Hiromichi Shimada
   
Insider.NET
編集長 一色政彦 / Masahiko Isshiki
編集(兼任) 遠藤孝信 / Takanobu Endo
   
System Insider
編集長 小林章彦 / Akihiko Kobayashi
編集(兼任) 島田広道 / Hiromichi Shimada
   
Designer
Webページ制作 有賀順 / Jun Ariga

 



Windows Server Insider フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

注目のテーマ

Windows Server Insider 記事ランキング

本日 月間