サーバー仮想化技術を支える「ファイルシステム」を理解しよう人気連載まとめ読み! @IT eBook(12)

人気過去連載を電子書籍化して無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第12弾は、サーバー仮想化技術を採用したシステムの運用には必須の『ファイルシステムの基礎知識』を紹介します。

» 2015年09月01日 05時00分 公開
[@IT]

 サーバー統合を進めるにせよ、プライベートクラウドを構築するにせよ、サーバー仮想化技術は、情報システムを構築・運用する上で基本テクノロジの一つとなりました。

 ただし、サーバー仮想化を進めたとしても、サーバー仮想化環境を支える物理サーバーが存在することには変わりはありません。仮想サーバーの実体は、物理サーバー上のOSに「ファイル」として存在します。例えば、VMware ESXiの場合は、仮想マシン(サーバー)が持つディスクドライブデータやその差分データの実体である「VMDKファイル」、仮想マシン環境を管理するためのメタデータを格納する「VMSDファイル」などがあります。これらは、いずれも物理サーバーから見れば「ファイル」でしかありません。

 仮想化技術を採用したシステムを運用する方にとって、物理サーバーのファイルシステムの影響によるシステムエラーやパフォーマンス問題は、避けては通れない問題です。サーバー仮想化環境で質の高いシステム運用を行うためには、物理環境におけるファイルシステムの仕組みや挙動をきちんと理解しておく必要があります。

ジャーナリング? アロケーション? フラグメント? 身近な例で理解しよう

 人気過去連載を電子書籍化して無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ 第12弾は、サーバー仮想化技術と物理環境のファイルの関係をひもとく『ファイルシステムの基礎知識』をお届けします。

 本連載では、サーバー仮想化環境のシステム運用を前提に、理解しておくべき物理環境のファイルシステムの仕組みを紹介しています。「普段、あまり意識せずに使っているジャーナリングファイルシステムにはどんな注意点があるのか」「フラグメントと性能にはどのような関係があるのか」といった問いへの答えも、身近な例で分かりやすく解説しています。

 ファイルシステムとサーバー仮想化の関係を理解することで、より深くサーバー仮想化技術を理解できるようになるでしょう。ぜひダウンロードして、日々の業務に役立ててください。

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