特集:Microsoft & Windows最前線2024

ビジネスを支え、ユーザーの利便性と生産性向上を支援してきたMicrosoft&Windowsテクノロジー。リリースから2年が経過した「Windows 11」も継続的に改善、機能強化が行われ、導入も着実に進んできている。そして今、Microsoft&Windowsテクノロジーは、新たに“AI”を取り入れ、これまでよりも強力に企業とユーザーの“革新”を支援していこうとしている。本特集では、来たるべきAI時代のMicrosoftとWindowsの“最前線”をいち早くキャッチアップしていく。

TopStory

GPUパーティショニングとワークグループクラスタを導入:

MicrosoftはHyper-Vの今後とWindows Server 2025の将来について紹介した。物理GPUを分割して複数の仮想マシンで共有できるGPUパーティショニングなどが導入される予定だという。

(2024年3月26日)
山市良のうぃんどうず日記(279):

Microsoftは2024年2月初め、「回復パーティション」のサイズを拡張するサンプルスクリプトを公開しました。もし、このサンプルスクリプトを実行したい場合は、クロスプラットフォーム対応の「PowerShell 7.x」ではなく、Windowsのコンポーネントである「Windows PowerShell 5.1」の使用をお勧めします。なぜなら、サンプルスクリプト内で使用されている「Split」メソッドの挙動に重大な違いがあるからです。

(2024年3月12日)
検証! Microsoft&Windowsセキュリティ(11):

Microsoftは2023年5月以降、セキュアブートのセキュリティ機能がバイパスされる脆弱性(CVE-2023-24932)への対策を段階的に進めています。2024年10月には、その対策は“強制施行フェーズ”となり、セキュアブートが有効な、サポート中のWindowsの全バージョンに対して脆弱性緩和策が強制されます。その影響と現時点でできる備えをまとめました。

(2024年3月8日)

企業ユーザーに贈るWindows 11への乗り換え案内

企業ユーザーに贈るWindows 11への乗り換え案内(32):

Microsoftは、前回説明した「制御された機能ロールアウト(Controlled Feature Rollout:CFR)」を使用して、Windows 11 バージョン22H2以降およびWindows 10 バージョン22H2に対して「Copilot in Windows」の段階的なロールアウトを進めています。その現在の状況をまとめました。

(2024年2月27日)
企業ユーザーに贈るWindows 11への乗り換え案内(31):

2025年10月にサポート終了を迎える「Windows 10」(バージョン22H2)に、「2023年11月のオプションの更新プログラム」で、Windows Updateに関連する新機能が1つ追加されました。それは、「Windows 11 バージョン22H2」以降に採用されている「制御された機能ロールアウト」です。

(2024年2月13日)
企業ユーザーに贈るWindows 11への乗り換え案内(30):

Microsoftは、Web用AIチャット機能「Microsoft Copilot」の一般提供を開始しました。これまでは「Bing Chat」や「Bing Chat Enterprise」でプレビュー提供されていましたが、一般提供に合わせて両方が“Copilot”に統一されました。他の機能やサービスも「Copilot」ブランドに統合されているので、まだ混乱している人も多いと思います。

(2024年1月30日)
企業ユーザーに贈るWindows 11への乗り換え案内(29):

2024年1月10日、2024年最初のセキュリティ更新プログラムがリリースされました。Windows 11 バージョン22H2/23H2以外を利用しているユーザーの中には、その日の更新プログラムの一つがエラー「0x80070643」で失敗を繰り返すことに悩んだ人もいるでしょう。この更新プログラムは、「Windows回復環境」の脆弱性問題を解決するセキュリティ更新プログラムです。

(2024年1月16日)
企業ユーザーに贈るWindows 11への乗り換え案内(28):

Microsoftは2023年11月1日(米国時間)、Microsoft 365のサービスの一部として「Microsoft 365 Copilot」を一般公開しました。現状、この新しいサービスの提供範囲は一部の大企業に限られています。その後、Web用「Copilot」(旧称、Bing Chat/Bing Chat Enterprise)の一般提供開始に合わせ、リリースから1カ月で「Copilot for Microsoft 365」に名称変更されました。

(2023年12月26日)

検証! Microsoft&Windowsセキュリティ

検証! Microsoft&Windowsセキュリティ(10):

2024年1月の定例のセキュリティ更新では、多くのWindows 10ユーザーがセキュリティ更新プログラム「KB5034441」がエラー「0x80070643」で更新の失敗を繰り返すという問題に遭遇しました。失敗の原因や回避策、その後の対応を追跡します。

(2024年2月22日)
検証! Microsoft&Windowsセキュリティ(8):

Windows 10/11およびWindows Server 2016以降にはマルウェア対策として「Microsoft Defenderウイルス対策」が標準搭載されており、他社のウイルス対策製品がインストールされていなければ、既定で有効になります。Microsoft Defenderウイルス対策のプラットフォーム、エンジン、定義ファイルの更新が、Microsoftの管理によって段階的ロールアウトされていることをご存じでしょうか。

(2023年12月27日)
検証! Microsoft&Windowsセキュリティ(7):

Windowsの新機能はまれに、従来の動作に意図しない影響を与えることがあります。今回は、別の連載で紹介したWindows Updateの企業向けの新しいポリシー設定が期待通りに、つまり、その仕様通りに機能するのかどうかを検証した結果をお伝えします。

(2023年11月29日)
検証! Microsoft&Windowsセキュリティ(6):

Windows 11では、2023年6月末以降、毎月の累積的な更新プログラム(Latest Cumulative Update)のタイミングで、可能な場合にWindows回復環境(WinRE)が更新されるようになりました。しかし、WinREのコマンドプロンプトで起動しても、OSビルドは古いままです。いったい何が更新されるのでしょうか。

(2023年11月1日)

Microsoft & Windows最新情報

GPUパーティショニングとワークグループクラスタを導入:

MicrosoftはHyper-Vの今後とWindows Server 2025の将来について紹介した。物理GPUを分割して複数の仮想マシンで共有できるGPUパーティショニングなどが導入される予定だという。

(2024年3月26日)
生成AIのセキュリティと責任あるAIのリスクを探る:

Microsoftは生成AIのリスクを探索する自動化フレームワークPyRIT(生成AIのためのPythonリスク識別ツールキット)の導入を発表した。生成AIパラダイムにおけるレッドチーム特有の課題に対処する。

(2024年3月12日)
非推奨のオプションを利用するコードは次期バージョンまでに移行が必要:

Microsoftは、オープンソースのプログラミング言語の最新版「TypeScript 5.4」を公開した。

(2024年3月12日)
山市良のうぃんどうず日記(278):

一部のWindowsユーザーにとって2024年は“更新プログラムのインストールエラーの繰り返し”(回復パーティションのサイズ不足を原因とするエラー)という悪夢からのスタートになりました。Windows Serverの管理者の中には、Microsoft Edgeが2024年1月のWindows Update後から使用不能になるという問題に遭遇した人もいるともいます。

(2024年3月5日)
「GPT-4」などのOpenAIモデルに対応:

Microsoftは、「Azure OpenAI Service」で独自のデータを使用できる新機能「Azure OpenAI Service On Your Data」の一般提供を開始した。

(2024年3月5日)
Microsoft Azure最新機能フォローアップ(215):

Windows Admin Center(WAC)2311のマイナービルドアップデート「1.5.2402.08001」がリリースされました。Microsoft Updateを使用するように構成してある場合は、数週間のうちにWindows Update経由で更新されるはずですが、それを待たずに手動で更新することをお勧めします。

(2024年3月1日)
GitHubでオープンソース化予定:

MicrosoftはSudo for Windowsをリリースした。Sudo for Windowsは、ユーザーが未昇格のコンソールセッションから直接昇格コマンドを実行するために使われる。本記事ではSudoの設定方法などを紹介する。

(2024年2月29日)
山市良のうぃんどうず日記(277):

Windows 10/11 Enterpriseには、90日無料で評価できる「Evaluation」エディションがあります。ライセンスを購入しなくても、企業向けWindows 10/11をテスト、評価できるので、筆者はよく利用しています。そんなEvaluationエディションを可能な限り長く利用する裏ワザを幾つか紹介します。

(2024年2月28日)
タブツリーのスティッキースクロールに対応、Markdownファイル編集機能を強化:

Microsoftはクロスプラットフォームエディタ「Visual Studio Code」の最新版「January 2024」(バージョン1.86)を公開した。音声コマンドによるチャットやウィンドウ別のズーム変更ができるようになった。

(2024年2月22日)
山市良のうぃんどうず日記(276):

Windows 10やWindows 11をローカルアカウントで使用している場合、パスワードを忘れてしまっても3つの「セキュリティの質問」に正しく答えられれば、新しいパスワードを再設定できます。しかし、アップグレードを繰り返してきたWindows 10/11のローカルアカウントに設定した「セキュリティの質問」を覚えていますか?

(2024年2月14日)
TechTargetジャパン 特選プレミアムコンテンツ:

「Windows Update」を利用した「Windows 10」の更新時に「OSを正常に更新できない」「更新後にデバイスが正しく動作しなくなる」といった問題が発生することがある。こうした問題に対処するには。

(2024年2月11日)
Microsoft Azure最新機能フォローアップ(214):

Microsoftは、「Azure Stack HCI バージョン23H2(2311.2)」の一般提供を発表しました。バージョン23H2ではデプロイ方法が大幅に変更され、システム要件も更新されています。デプロイ方法の変更に伴い、現時点ではバージョン22H2以前からのインプレースアップグレードはサポートされません(2024年内には可能になる予定)。

(2024年2月9日)
その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(245):

2022年以降、MicrosoftはWindows 10/11の機能を次々に非推奨機能リストに追加しています。その流れは2024年も続くのでしょうか。非推奨の機能リストに入れられたとしても、その全ての機能がすぐに利用不可になるわけではありませんが、実際に利用できなくなった機能も幾つかあります。

(2024年2月7日)
Microsoft Azure最新機能フォローアップ(213):

Microsoftは、これまで「Azure Image Builder」でプレビュー提供していた「トリガー」機能の一般提供を開始しました。これは、特定の条件が満たされたときに、自動で仮想マシン(VM)イメージのビルドを開始して「Azureコンピューティングギャラリー」に送信できる機能です。

(2024年2月6日)
2024年2月下旬にリリース候補版、3月上旬に正式版を公開予定:

Microsoftは、オープンソースのプログラミング言語の最新版「TypeScript 5.4」のβ版を公開した。

(2024年2月2日)
山市良のうぃんどうず日記(275):

2024年1月のWindowsの定例更新から数日後、テキストファイルを新規作成しようと、いつものようにフォルダやデスクトップ上を右クリックし、「新規作成」コンテキストメニューを開いたところ、そこにあるはずの「テキスト ドキュメント」が存在しないことに気が付きました。調べてみると、Windows 11でちょくちょく報告される不具合のようです。解決策も幾つか見つかりますが、それらはちょっとやり過ぎかもしれません。

(2024年1月31日)
コード編集機能やリソース見積もり機能など従来型QDKを大幅改良:

Microsoftは、量子アルゴリズムの開発、改良を支援する「Azure Quantum Development Kit」のv1.0を公開した。

(2024年1月31日)
リリース時期は言及なし:

Microsoftは、次期Windows Serverの正式名称が「Windows Server 2025」になると発表した。

(2024年1月31日)
2013用「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」など関連製品もサポート終了へ:

Microsoftは、「Visual Studio 2013」関連の全てのエディションや製品などのサポートを2024年4月9日に終了すると発表した。「Visual Studio 2019」は同日、延長サポートに移行する。

(2024年1月23日)
「300シート以上の購入」条件も撤廃:

Microsoftは2024年1月15日(米国時間)、「Copilot for Windows 365」(旧称「Microsoft 365 Copilot」)の提供を中堅中小企業や個人に拡大した。個人向けには有料プランを発表した。

(2024年1月16日)
プロジェクトシナリオへの適合性を理解することが重要:

TechTargetは、「ソフトウェアアーキテクチャ視覚化ツール」に関する記事を公開した。「Microsoft Visio」や「Draw.io」のような視覚化ツールは、ソフトウェアアーキテクチャの設計と管理に多くのメリットをもたらす。だが、重要なのは正しいツールを選択することだ。

(2024年1月16日)
TechTargetジャパン 特選プレミアムコンテンツ:

「Linux」の導入をスムーズに進めるためには、まず「Windows」との違いを理解することが重要だ。LinuxとWindowsは、何がどのように異なるのか。主な8個の違いを説明する。

(2024年1月14日)
その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(244):

「Windows 10」で使えていた裏ワザが「Windows 11」では使えなくなった、という経験はないでしょうか。例えば、「Windows Update」の裏ワザとして、Windows 10では「UsoClient StartScan」を利用できましたが、Windows 11では期待通りに機能しないように見えます。

(2024年1月11日)
山市良のうぃんどうず日記(273):

この時期恒例となった「サポートが終了する」Microsoft製品/サービスをまとめて取り上げます。「Windows 10」は2024年もまだ使用可能ですが、サポート終了まで“残り2年”を切りました。

(2024年1月10日)
最大25倍のモデルに匹敵または上回る性能:

Microsoft Researchは、小規模言語モデル(SLM)の「Phi-2」を発表した。27億パラメーターを持つ言語モデルだが、最大25倍の大規模言語モデルに匹敵する性能を持つとしている。

(2024年1月10日)
アイデア発想やビジネスモデル作成まで:

Microsoftは、起業家向けに生成AIを学べるトレーニングコンテンツをMicrosoft Learnで公開した。「アイデア発想」「プロトタイピングとMVP作成」「ビジネスモデル作成」の3つのフェーズで生成AIを活用する方法を学習できる。

(2023年12月26日)
コスト削減とパフォーマンス向上を実現:

Microsoft Researchは、大規模言語モデルに与えるプロンプトを圧縮する手法として「LLMLingua」を開発した。

(2023年12月22日)
サイズ削減とセキュリティを実現:

Microsoftは、.NET開発者向け軽量コンテナイメージの提供を開始した。

(2023年12月21日)
山市良のうぃんどうず日記(272):

Windowsを中心とした記事の執筆という仕事柄、筆者はWindowsやWindows Serverのクリーンインストールをよく繰り返します。ちょっとした確認のためだけなら、関係のない既定の設定をいじることはないのですが、しばらく残しておきたいという場合は、自分が使いやすいように環境をカスタマイズします。そんなとき、筆者が必ず行う幾つかのことを紹介します。

(2023年12月20日)
Microsoft Azure最新機能フォローアップ(211):

Microsoftは、2023年11月中旬からパブリックプレビュー提供していた「Windows Admin Center(WAC)バージョン2311」の一般提供を開始しました。

(2023年12月19日)
その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(243):

2023年10月31日(米国時間)、Windows 11の最新の年間チャネル「Windows 11 バージョン23H2(Windows 11 2023 Update)」がリリースされました。現在のロールアウトのステータスは、ユーザーの意思によってWindows Update経由または、その他の方法で先行的にアップデートできる段階ですが、数カ月後にはWindows Update経由で広くロールアウトされます。ですが、いち早くアップデートしたくても、Windows Updateで利用可能にならないという事例が多いようです。

(2023年12月13日)
Switch(True)文で変数の型の絞り込みが容易に:

Microsoftは、オープンソースのプログラミング言語の最新版「TypeScript 5.3」を公開した。

(2023年12月11日)
為替変動を反映:

日本マイクロソフトは、法人向けソフトウェアとクラウドサービスの価格を2024年4月1日から20%引き上げる。

(2023年12月11日)
コマンドの説明や提案を受けられるTerminal Chatが利用可能に:

Microsoftは、生成AI機能である「Terminal Chat」を追加した「Windows Terminal Canary」を公開した。

(2023年12月7日)
山市良のうぃんどうず日記(271):

Microsoft Azureをはじめ、IDとパスワードで認証される世の中のオンラインサービスの多くには、パスワードに「有効期限」が設けられています。しかし、テストや評価目的で作成するIDについては、次に使用するのがいつになるのか分からないため、有効期限を「無期限」にしたいという場合もあるでしょう。

(2023年12月6日)
本番環境で疑似的な不具合を引き起こす:

Microsoftは、「Azure Chaos Studio」の一般提供を開始した。本番環境で疑似的な障害を意図的に引き起こし、アプリケーションのレジリエンス(回復性)を向上させるための実験プラットフォームだ。

(2023年12月5日)
Microsoft職場アカウントで利用可能に:

MicrosoftはAI支援を組み込んだコラボレーションツールMicrosoft Loopの一般提供の開始を発表した。Microsoft 365-Business Standard、Business Premium、E3、E5を利用する顧客であれば、Webおよびモバイルで利用できる。

(2023年12月5日)
クラウドネイティブアプリの構築方法を変革:

Microsoftは開発プラットフォーム「.NET」のバージョン8をリリースした。多くの機能が改善され、開発者体験を向上させるという。

(2023年12月4日)

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