Windows 10は謎だらけ――わたしも知らないWindows Updateの今後:山市良のうぃんどうず日記(43)(2/2 ページ)
Windows 10の正式リリース日「7月29日」まであと数日。しかし、まだまだ明らかになっていない謎の部分があります。今回は、その謎の一つ、「Windows Update」について筆者が調査した結果を報告します。
新しい「PCのリフレッシュ」機能でトラブルからの回復は簡単に
Windows 8/8.1では「PCのリフレッシュ」および「PCのリセット」(両者を合わせて「Push-button Reset」と呼ぶこともあります)という、簡単なシステムの回復手段が提供されました。これらの回復機能は、リカバリーパーティションや回復用メディア上の回復イメージ(通常はOEMベンダーが用意)、またはWindowsのインストールメディア内のイメージ(Sources¥Install.wim)、またはユーザーが作成したカスタム回復イメージ(CustomRefresh.wim、PCのリセットには使用不可)を使用して、個人設定やファイルを維持したままWindowsを回復する、あるいはディスクをフォーマットして再インストールする機能です。
Windows 10にも「PCのリフレッシュ」および「PCのリセット」の機能は搭載されますが、その仕組みは大きく変更されます。Windows 10では、これらの機能が「このPCを初期状態に戻す」に一本化され、「個人用ファイルを保持する」か「全て削除する」かを選択して実行するようになります。また、回復のためにイメージファイル(Install.wimやCustomRefresh.wim)を必要としなくなり、Windowsのコンパクト化にも役立っています。
Windows 10の「このPCを初期状態に戻す」機能は、「C:¥Windows」フォルダーに存在するシステムファイルから回復用イメージを生成して、PCのリフレッシュやリセットを実行します(画面4)。その回復用イメージには、インストールされてから少なくとも28日間が経過した更新プログラムおよびドライバーが含まれるようになっているそうです。Windows 10の「このPCを初期状態に戻す」機能について詳しくは、以下のドキュメントで説明されています。
- Push-button Reset(Windows Drivers)[英語](Microsoft Hardware Dev Center)
Windows 10の「このPCを初期状態に戻す」機能は、Windows Updateに起因するトラブルを解決する、簡単かつ有効な手段の一つになるでしょう。しかし、回復後に問題を引き起こした更新プログラムのインストールをブロックできなければ、トラブルが延々と繰り返されることになります。
Pro/Enterpriseエディションなら従来型のパッチ管理も可能
Windows 10 ProおよびEnterpriseエディションは、「グループポリシー」でWindows Updateの機能を制御できます(画面5)。また、既存の「Windows Server Update Services(WSUS)」のクライアントとしても構成できます。
例えば、グループポリシーの「コンピューターの構成¥Windowsコンポーネント¥Windows Update\自動更新を構成する」ポリシーを「2 - ダウンロードとインストールを通知」または「3 - 自動ダウンロードしインストールを通知」に設定することで、Windows Updateを自動実行させずに、ダウンロードまたはインストールの前に通知を表示させることができるようになります(画面6)。この通知は、Windows 10の新機能である「アクションセンター」の通知によって行われます。
Windows Server 2012 R2のWSUSサーバーは、すでにWindows 10に対応しているようです(画面7)。最新のカタログを同期すると、製品としてWindows 10を選択できるようになります。WSUSを利用すれば、インストールさせる更新プログラムを管理者側で制御できるはずです。なお、Windows Server 2012 R2以前のバージョンのWSUSサーバーについては、筆者は確認していません。
また、「System Center Configuration Manager(SCCM)」に関しては、2015年5月にリリースされたSCCM 2012 R2 Service Pack(SP)1およびSCCM 2012 SP2で、Windows 10の配布、アップグレード、および管理をサポートしています。Windows 10に対する完全なサポートは、次期バージョンの「System Center 2016」で対応することになるでしょう。
WSUSやSCCMのようなパッチ管理環境がなければ、インストールする更新プログラムを選択できないことに変わりはありません。
IT管理者なら知っておきたい、企業向けの新しいWindows Update機能とは?
Windows 10は「Windows as a Service(サービスとしてのWindows)」という考えに基づき、セキュリティ更新だけでなく、新機能も継続的に追加され、常に最新のWindows環境が提供されるようになります。Windows 10の「設定」にある「更新とセキュリティ」→「Windows Update」はその受け口となるのでしょう。
企業や組織での使用では、アプリケーションとの互換性を維持する必要があるため、次々に新機能が提供されては困ることでしょう。そこで、Pro、Enterprise、Educationエディションに対しては、Windows Updateを制御する次のオプションが提供される予定です。
- Windows Update for Business(Pro、Enterprise、Education)
- Current Branch for Business(Pro、Enterprise、Education)
- Long Term Servicing Branch(Enterpriseのみ)
いずれの機能についても詳細については明らかになっていませんし、おそらく正式リリース日の「7月29日」からではなく、数カ月遅れてのサービス提供となるでしょう。
「Windows Update for Business」は、現在、Windows ServerのWSUSがオンプレミスで担っているパッチ管理機能を、クラウドから提供するサービスになると想像しています。
「Current Branch for Business」は、新機能のアップデートを、Windows Updateから数カ月遅れてインストールするオプションということです。筆者はこの機能を、Windows Updateの「詳細オプション」にある「アップグレードを延期する」オプションのことだと予想しています。その根拠は、Windows 10 Pro/Enterpriseエディションの以下のポリシー設定(の説明)にあります。
- コンピューターの構成¥管理用テンプレート¥Windowsコンポーネント¥Windows Update¥アップグレードを延期する
このポリシーを有効にした場合、ProおよびEnterprise SKUでは、次のアップグレード期間まで(少なくとも数カ月)アップグレードを延期できます。このポリシーを設定しなかった場合は、アップグレードが利用可能になるとすぐに取得され、更新ポリシーの一部としてインストールされます。セキュリティ更新プログラムはこのポリシーの影響を受けません。利用可能なアップグレードの詳細については……
「Long Term Servicing Branch」は、Windows 10 Enterpriseに対してのみ提供される更新オプションで、最大10年間、セキュリティ更新だけを受け取ることができるというものです。以下のマイクロソフトのサイトではWindows 10用のKMS(Key Management Service)クライアントのセットアップキーが公開されていますが、これによるとLong Term Servicing Branch用のKMSクライアントセットアップキーが存在します。
- Appendix A:KMS Client Setup Keys[英語](Microsoft TechNet)
Long Term Servicing Branchとは、通常のWindows 10 Enterpriseエディションとは別に用意される、もう一つのEnterprise SKU(製品単位、Windowsでは通常、エディションごとに一つのSKU)、つまりもう一つのEnterpriseエディションということなのでしょうか。
詳細は謎のまま7月29日へ、プレビューの古い情報には要注意
今回紹介したWindows Update関連だけでなく、Windows 10にはまだまだ多くの謎があります。7月29日の正式リリース以降は、まだ明らかになっていない謎が解明されていくことでしょう。無料アップグレードだからといって焦ることはありません。不安な点がどうなるのか、確認してからアップグレードしても遅くはないでしょう。無料アップグレードの期間は1年間あります。
Windows 10に関してはさまざまな情報があふれていますが、それらはあくまでもプレビューリリースに基づいた情報であり、中には古い情報や誤った情報もあります。正式リリースでは変更になっている可能性があるため、7月29日以降の正式リリースに基づいたWindows 10の情報に注目してください。
製品版の最新情報(2015年7月30日追記)
Windows 10正式リリースのWindows Update機能は、Insider Previewから基本的に変更はありません。ただし、「アップグレードを延期する」オプションは、Insider Preview Build 10240に対するその後の更新でHomeエディションから削除されました。正式版のHomeエディションにもこのオプションは存在しません。
なお、更新プログラムやドライバーのインストールによるトラブルに対しては、以下のトラブルシューティングツールを使用して特定の更新プログラムやドライバーを非表示/表示にして、自動インストールをブロック/許可することができます。
- How to temporarily prevent a Windows or driver update from reinstalling in Windows 10[英語](Microsoft Support)
- Windows PowerShellで動くスクリプトがPowerShellでも動くとは限らない、なぜなのか?
- Microsoft Edgeが使えない! 2024年1月にWindows Server 2022で発生した「問題」を探る
- 長期の評価に最適なWindows 10/11 Enterprise Evaluationともっと長く付き合う“裏ワザ”
- Windows 11では「セキュリティの質問」を変更できない?――「質問」を変更するための“おまじない”あります
- Windows 11の「新規作成」コンテキストメニューから突然消えた「テキスト ドキュメント」――復活は実に簡単だった件
- Windows Updateのトラブルで“泣かない”ために「できること」「やっておきたいこと」
- 毎年恒例、「2024年にサポートが終了する」Microsoft製品/サービスまとめ――Windows 10サポート終了までの“最後の2年”をどう過ごす?
- Windowsをクリーンインストールしたら、すぐに済ませておきたい7つのこと
- テスト用AzureユーザーやMicrosoft 365ユーザーのパスワードを“無期限”にするには
- VBScriptが非推奨、将来削除の対象に――自作管理用のスクリプトはどうする? スクリプトの移植に生成AIは使える?
- Windows 11 バージョン22H2の新機能「Copilot」が見当たらない! そのワケは?
- Windows 11の「Windows回復環境(WinRE)」が累積更新でアップデートされるように変わった!
- AIサービスはまだ不安? 企業内で「Bingチャット」や「Bingチャットエンタープライズ」の使用を禁止したい
- これならサポート終了に間に合う? 「ストレージ移行サービス」によるWindowsファイルサーバの移行、やってみました
- Meltdown/Spectreの再来? Intelプロセッサの新たな脆弱性とその対応策
- Windows Server 2022の「Sconfig」ツールのローカライズ問題はサンプルスクリプトで代替
- スクリプトからOfficeアプリの製品名とバージョン(YYMM)情報を取得するには
- [裏技アリ]メモリ8GBのWindows 11デバイス上でメモリ4GBのWindows 11仮想マシンは動かせるのか?
- Windowsのログオン時に実行されるはずのタスクが実行されない謎、答えは至極単純だった
- WSL/WSL 2開発担当者は「Server Core」が眼中にないらしい――WSLの正しいインストール手順は存在するのか?
- Microsoft Edgeの不思議な“検出”とウザいBingチャットを開くアイコンを消す方法
- 2年後のWindows 10デバイスを思いながら、先行で不要なPCを廃棄した長い1日――データ完全消去の正しい手順
- 月例更新なんてカワイイもの、アプリの更新も忘れずに!――Microsoft製品の“更新”にまつわるエトセトラ
- Windowsのシステムイメージ作成で謎の“ファンクションが間違っています”エラー発生、この回避方法は?
- シン・クイックアシストの使い方――Windows PCのリモート支援がもっと楽に便利になった?
- アップグレードの繰り返しで無駄に増えたWindowsの回復パーティションを“スッキリ”と削除する方法
- Azure App ServiceでZIPデプロイのクイックスタートを決め、数日かけてやっと完走 “Hello World!”見るために
- Windows次回再起動時のオプションのコントロール、この手があった!――マルチブート環境、トラブルシューティングに有効
- OSのインプレースアップグレード後、VHDXが大きくなっちゃった! 最適化する方法は?
- Active DirectoryドメインコントローラーをWindows Server 2022にインプレースアップグレードしてみたら……
- 年明け早々の大騒動 “企業向け”Microsoft Defenderで起きたショートカット消失問題――その対処方法を検証してみた
- 大学進学する子どものために購入した2in1ノートPCで発生した「タブレットモード」のトラブルとは
- 年末年始恒例、「2023年にサポートが終了する」Microsoft製品まとめ――どうなるWindows? どうなるOfficeアプリ?
- “ワンオペ”はつらいよ、複数台のWindows Update作業にかかる手間を減らすには
- 犯人は2人いた? Windows起動直後に「CPU使用率100%」状態が続く原因と解消法
- Windows Updateは「炭素に対応」?――Windowsで見つけた“残念な日本語”2022年更新版
- サイズの大きなAzure仮想マシンの維持コストを劇的に節約する方法、教えます
- 無償の「ZoomIt」でRecord It! “できるプレゼンター”必携ツールに録画機能が追加
- 最新の「Windows 11 2022 Update(バージョン22H2)」がリリース! システム要件を満たしていないPCはアップグレードできるのか?
- さようならWindows Server SAC、代替はAKS/AKS on HCI?――Windowsのコンテナ環境はこれからどう変わるのか
- お待たせしました! ITプロ必携の最新技術書『インサイドWindows 第7版 下』、その注目ポイントを紹介
- このPCはWindows 11の動作要件を満たしません――だったら「ChromeOS Flex」で再利用すればいいじゃない!
- 「Internet Explorer(IE)」のサポート終了、対象外でも即終了となったWindows Server SACの謎を解く
- Windows Update後の「電源を入れたままにしてください」は“お願い”というよりも“警告”である
- システム要件に満たないPCをWindows 11へのアップグレードしたその後と、もう1台のPCをアップグレードした結果は……
- 【朗報】ついにWindows Server 2022で「WSL 2」が動くようになったよ!――インストール方法を詳細解説
- Microsoft Edgeの更新で出現した謎の挙動と更新エラー、これで解消できました
- 「C:\Windows\WinSxS」(コンポーネントストア)は絶対に触れてはいけないWindowsの“聖域”
- SQL Server 2008/2008 R2、3年目のESU終了目前――オンプレミスでのESU購入はコストに見合うものでしたか?
- Windows 11へのアップグレードの機会に、PCをリフレッシュしてみない?[後編]要件に満たないPCはどうなる?
- Windows 11へのアップグレードの機会に、PCをリフレッシュしてみない?[前編]
- 使って分かった、Windows 11のここが不満!
- こんにちは、Windows 11! アップグレードで気を付けたいこと、やっておきたいこと
- Microsoft Store版「Windows Sysinternals」は自動更新される? されない?
- 今更ながら気が付いたNTFSの「暗号化ファイルシステム(EFS)」の仕様変更
- ある日突然「Microsoft Edge」が開かなくなった、さあどうしましょう
- ついに登場! Microsoft Store版「Windows Sysinternals」をインストールしてみた
- 年末年始恒例、「2022年にサポートが終了する」Microsoft製品――Windows 10は? IEは?
- できるかな? Windows 11 To Go!
- こんにちは新サーバ、いろいろ詰め込み過ぎてゴメーン
- お疲れさまおじいちゃんサーバ、待ってるよ新人サーバ――引っ越し時にアレを忘れると大変なことに
- Windowsでダウンロードしたアプリがブロックされずに実行できるのはなぜ?
- 人知れず消えた古い「仮想マシン構成バージョン」のサポート
- 迫るサポート終了の日! それでもまだIEを使いたい
- どこが違う? Windows Updateが「今すぐインストール」で止まるPCの特徴は?
- Windows Admin Centerから拝借する「再起動スケジューリング」のマル秘テク
- Windows 10のMicrosoft Edgeのバージョンをロールバックする方法(Microsoft公式情報)
- 「Windows 11」の登場予告で、WindowsとWindows Server周辺は大混乱?
- 本当にできるのか? Windows 10のMicrosoft Edgeのバージョンをロールバックする方法
- ワークグループ環境のWindows NAS、ここがパスワード管理の“落とし穴”
- Windows NASの可用性をいろいろと試したくて――仮想マシン環境に再現してみた
- Windows NASの可用性をいろいろと試したくて――仮想マシンにNAS環境を再現する方法
- 2021年初夏、懐かしの「Windows 8」を新規インストール&更新してみたら……
- 1年ぶりのWindows 10 PCのメンテナンス、注意すべきポイントはどこ?
- Windows Serverの管理がもっと楽になる「Windows Admin Center」のここがイイ!(その2)
- Windows Serverの管理がもっと楽になる「Windows Admin Center」のここがイイ!(その1)
- 知らぬ間に新しくなっていた(?)Windows 10更新後の「更新してシャットダウン」「シャットダウン」「再起動」の挙動
- セキュリティチェックツール「Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)」を継ぐものは?
- Hyper-V仮想マシンの「チェックポイント」を素早く行き来する“裏技”をご紹介
- Windowsクライアントのリモートデスクトップ接続状態を追跡、監視するための超お手軽なヒント集
- 2020年12月のWindows Updateでまたまた不穏な挙動! 油断ならない「更新プログラムのチェック」ボタンに注意
- あなたならどうする? 引き継ぎ一切なしで社内LAN上にあるデバイスをリストアップせよ!
- Windows 10で面倒になった「Windows Update」のコントロールを取り戻す方法はあるのか?
- ハードウェアの制約でWindowsの新規インストールを開始できない場合の「抜け道ガイド」
- フルバックアップがあってホントに助かった話〜もし、ユーザープロファイルが壊れたら〜
- [緊急報告2]Windows 10 バージョン2004以降へのアップグレードで新たに2つの問題が判明
- [緊急報告]Windows 10 バージョン1903以降へのアップグレードで突如判明した「証明書消失問題」とは
- うぃんどうず、どっきり、マル秘報告――しつこいようですがWindows Updateが“へん”の話
- 【速報】Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)が正式リリースに
- Windows 10 May 2020 Update後のWindows Updateに“へん”化あり[その3]
- 壊れたノートPCの中に眠っていたWindows 8.1を仮想マシンで呼び覚ます
- 新規インストールしたWindows環境を自分好みに素早く構成する方法
- サポート終了しちゃったけど、Windows 7の新規インストールと最速更新(2020年7月版)
- Windows 10 May 2020 Update後のWindows Updateに“へん”化あり[その2]
- 検証! 機能更新プログラムのバージョン固定とスキップを可能にするWindows 10の新機能
- ある特定のWindowsコンポーネントが更新で置き換えられたのはいつ?
- Windows 10 May 2020 Update後のWindows Updateに変化あり
- 最近のWindows 10/Windows Serverの「累積更新」は差分ダウンロードではなくなったらしい
- 緊急! Windows 10 May 2020 Updateのアップグレードにちょっと待った!
- 失敗するWindows 10の「システムイメージの作成」をwbadminツールで代替する
- Windows 10のWindows Updateが再起動待ちになったら自動シャットダウンするスクリプト
- 全ての仮想マシンが停止したらホストをシャットダウンするスクリプト
- Windows Updateのインターネットトラフィックへの影響を考察してみた
- 見ないフリしてきたWindows Serverの“変なメッセージ”に向き合ってみた
- 緊急、Windowsの未パッチの脆弱性(ADV200006)回避策をバッチ化する
- 相変わらず「Windows Server 2016」の更新が遅々として進まない件
- 「Disk2vhd」を使用したUEFI/GPTベースシステムのHyper-VへのP2V移行
- サポート終了から6年たったけど、Windows XPを新規インストールしてみた
- 日本では提供されない、EOS後も続くWindows 7向けの手厚いサービスがあった?
- ものぐさ筆者、14年ぶりにPCをリプレースするってよ
- リリースから7年後のWindows Server 2012の新規インストール(2019年12月版)
- わが家/筆者もようやく、ADSLとガラケーから卒業
- 1人暮らしを始める大学生のために、遠隔地から親ができるPCサポート
- Pingよりも高機能! ネットワーク管理者のための「PsPing」活用法
- Windowsトラブル解決事例──容量可変VHD肥大化の犯人とその解消
- Windows 10 ProとPro Educationの境界線は……
- サポート終了直前だけど、Windows 7の新規インストールと最速更新(2019年9月版)
- 「Invoke-WebRequest」コマンドレットをTLS 1.2対応にする2つの方法
- Windows 7カウントダウン、第3シーズン
- Windows 10 バージョン1903になっても「更新プログラムのチェック」は上級者向けボタンだった
- 続・Windows Updateの“更新遅い”問題を改善したい!──Windows Server 2016の場合[第2弾]
- Windows 10トラブル“未”解決事例──スタートメニューに現れた「謎のショートカット」は見ないこと、見えないことに
- Windows Updateトラブル解決事例──Windows 10 Sモードの場合
- Windowsトラブル解決事例──起動不能になった「Windows To Go」デバイスを復活させる方法
- Windows 10からの挑戦状、再び――これまでEducationエディションではWDAGが使えなかった
- 突然消滅したMicrosoft TechNet/MSDNブログ(日本語)の捜索
- あのマルウェアの悪夢が再び? Windows XPに3回目のセキュリティパッチが緊急公開
- ディスク容量不足解消のためクリーンアップ、まだ終わっていなかった
- Windows Updateの“更新遅い”問題を改善したい!――Windows Server 2016の場合
- 今使っているPC、電源ボタンを押して起動したのは何時だったっけ?
- Windows Server 2019評価版の提供再開がここまで遅れた理由は?
- 「IEを使わないで」ではなくて「IEを既定にしないで」
- Windowsファイアウォールを肥大化させている犯人は誰だ!
- 2019年もWindows Updateとの格闘は続くらしい……
- 更新プログラムのダウンロード/インストール進捗状況が知りたい――Windows 10(バージョン1709以降)の更新用スクリプト解説
- Windows Server 2019の新規インストールはWindowsセットアップに任せてはダメ!
- 2018年、Windowsの重大ニュース……それはWindows Update問題
- Windows 10のIME、郵便番号辞書の更新はどうなっている?
- Windows Sysinternalsユーティリティーの入れ替え作業をPowerShellスクリプトで簡単に
- 未承認のワクチンですけど試してみませんか?――Windows Defenderのサンドボックス化の話
- Windows 10のWindows Updateでやってくる「更新プログラム」をまとめてみよう
- Windows 10 October 2018 Updateがやってきた? やってこない?
- チャレンジ、秘密のWinRE!
- Windowsのシャットダウン時、何をしているのか“のぞき見”したい!
- セーフモードでもWindows Updateしたい──Windows 10の場合
- アップグレードを繰り返してきたWindows 10 PC、たまにはお掃除を
- お疲れさま、そしてサヨウナラ、エメット(EMET)さん
- 半期チャネルにWindows 10 バージョン1803の機能更新プログラムがやってきた
- 続・進まないWindows Update、やっぱり止まっていなかった
- サヨウナラ、それともまだ現役? 初代Nano Server
- 続・フルバックアップからのWindows 10の復元が失敗!? でもそれが最後の希望だとしたら……
- アップグレードの道が絶たれたPCはWindows 10 April 2018 Updateの夢を見るか?
- Windows Updateは適切な更新サイクルで――CredSSP脆弱性対策について
- 初夏のWindows 10まつり、Windows 10 April 2018 Updateがやってきた!――機能更新はやれるときに済まそう
- ITプロ(非開発者)向けWindowsカーネルデバッグ事始め
- これは戦いだ! Windows 10のWindows Updateにはやられる前にや……
- 数日ごとに使えなくなるBluetooth、Windows 10にこれからも働いてもらうために……
- フルバックアップからのWindows 10の復元が失敗!? でもそれが最後の希望だとしたら……
- 削除してもゾンビのようによみがえる、手ごわいWindows 10更新アシスタント(Update Assistant)
- WindowsとOfficeのサポートポリシーがまたまた変更?――次期Office「Office 2019」のサポートは……
- はじめてのWindows 10入門講座――最新OSとうまく付き合っていく方法
- 君は100%?――Windows 10仮想マシンで発生した原因不明のCPU使用率問題
- 緊急パッチだけではプロセッサ脆弱性対策は不十分――Spectre&Meltdown対策状況を再チェック
- 年の初めに再確認、2018年にサポートが終了するMicrosoft製品は?
- 年末恒例、ゆくWindows、くるWindows
- いつか役に立つかもしれない……勝手にMicrosoftのサポート情報を更新してみた(無保証)
- 今度はWindows 7のWindows Updateでトラブル──でも、解決策はあります!
- Windows 10のWindows Updateでまたもやトラブル――CBB、お前もか……
- Windows 10からの挑戦状、EducationエディションでWindows To Goワークスペースを作成せよ!
- 重箱の隅をつつくようですが、“重要なこと”なので言わせてもらいます――Windows 10の更新オプション名称変更について
- Windows 10 Fall Creators Updateがやってきた! 急いでアップグレードするその前に……
- 先行き不安なWindows Update――ボクが2017年10月の更新をスキップした(できた)理由
- 最新Office 365でマクロ/VBAの問題が発生――「Semi-Annual Channel(半期チャネル)」で助かったという話
- 再考、Windows OSのライフサイクル――安心して2020年を迎えるために
- IaaSクラウド上でWindows Server 2016のWindows Updateはハイリスク?
- そのNano Serverのインストール、ちょっと待った!
- 最近のWindows Updateは、本当にどうかしている(と思う)
- Windows 10 Fall Creators Updateで増える「設定」は「ms-settings:URI」で狙い撃ち
- Windows 10 Fall Creators Update、「ペイント」の行方よりも、あの「電卓」を返して!
- Windows 10のWindows Update、ネットワーク使用状況の報告は“正直”
- Windows 10のショートカット「ms-settings:URI」は使い始めると止められない
- Windows Server 2016の今後の“更新”が怖い
- 進まないWindows Update、やっぱり止まっていなかった
- Windows UpdateとIaaSクラウドは忍耐が試される?
- ランサムウェア「WannaCry」対策で安心してはいけない――いま一度、見直すべきWindowsの脆弱性対策
- ランサムウェア「Wanna Cryptor」に対し、異例のセキュリティパッチをWindows XPに提供する意味
- Windows 10 Creators UpdateのWindows Updateに追加された新機能「更新の一時停止」を試す
- Windows 10初期リリース(1507)のサービス終了のお知らせ
- 続報、Windows 10 Creators Updateがやってきた!――Windows Updateによる自動更新の場合
- Windows 10 Creators Updateがやってきた!――確実にアップグレードする方法を再確認
- トラブルシューター泣かせのWindowsの仕様変更──忘れられた互換性機能?
- デスクトップ版Outlookアプリのトラブルに振り回された日
- Windows Updateへの愚痴――Patch Tuesday、恐怖のトラブル集
- “Windows Vistaのサポート終了のお知らせ”のお知らせ
- トラブルシューター泣かせのイベントログメッセージ(その2)──「システム時刻の変更」に脆弱性あり?
- トラブルシューター泣かせのイベントログメッセージ(その1)――重大な翻訳ミス
- 再チェック! ファイル共有プロトコル「SMB」のためのセキュリティ対策
- Windows 10のWindows Updateサービスを停止しようと考えている方へ
- 2016年、Windows関連の話題を振り返る
- 覚えておいて損はなし! Windows 10の「フルバックアップ」と「ベアメタル回復」の実行手順
- PCのデスクトップは散らかっている方が使いやすい?
- Windows Updateが進まない/完了しない/失敗するという悪夢からの脱出――Windows 10/Windows Server 2016の場合
- 通常の方法でWindowsをインストールできない場合の“超抜け道的”対処方法
- 企業ユーザーは要注意? Windows 7/8.1の「更新プログラム」の提供方法が変わりました
- 今度こそ本当にさよなら、「Windows 10を入手する」アプリ
- 自動VPN接続から消された「DNSトリガー」を復活してみた
- セーフモードでも起動できないという悪夢からの脱出、再び――Windows 10の場合
- Windows 10の新しい「電卓」と「ビルトインAdministrator」に見る“セキュリティの落とし穴”
- 速報! Windows 10 Anniversary Updateがやって来た!――確実にアップグレードするための3つの方法とは?
- もしもマウスが使えなかったら……
- Windows 10のトラブルシューティング事例――ストアとストアアプリをポリシーで制限するには?
- 更新プログラム「KB3159398」の適用で一部のグループポリシーが機能しなくなる問題を回避する方法
- “勝手にWindows 10にアップグレードされる”は本当か?
- ロールアップ更新プログラムでWindows 7の新規インストールが楽になる
- PowerShellのちょっとしたTips――改行コードを一括変換する
- Windows 10のトラブルシューティング事例――グループポリシーエディターのエラーを素早く解決する
- もしもキーボード配列が誤認識されていたら……
- Windows 10のトラブルシューティング、まとめました
- Windows 10とWindows Sysinternalsのいま
- Windows 10のトラブルシューティング事例――壊れたタスクを復元する/削除する
- Windows 10のトラブルシューティング事例――以前のバージョンに戻したくても「設定」を開けない
- Windows 10はEMETに頼らずとも安全?
- 進まない、終わらないWindows Updateのトラブルに解決策はあるのか?
- Windows 8、古いInternet Explorerのサポートが終了した日
- 2015年、私的Windows&マイクロソフト10大ニュース
- いま一度、確認しておきたいマイクロソフト製品のサポート終了期限
- Windows 10へ無料アップグレード? だが断る
- Windows 10で初のメジャーアップデートが提供されたけど……
- 知っておいて損はなし! Office 2016からのダウングレード方法
- 現行エメット(EMET)さんはWindows 10非対応、最新版はまだベータ――導入する、しないはあなた次第
- Windows 10のトラブルシューティング事例──未知のポリシー設定を探せ!
- 管理者が知っておくべきOffice 2016のインストールと更新の変更点
- Windows 10時代はトラブル脱出が厄介に?――実際のトラブル例と解決のヒント
- Windows 10への強行アップデートで、古いウルトラモバイルPCは輝きを取り戻せるか?
- “Windows 10へのアップグレード:失敗”はエラーではなかった――アップグレードインストールの簡単まとめ
- トラブルに遭遇したらどうすればいい? ――Windows 10のアップグレードで知っておくべき対処法
- Windows 10は謎だらけ――わたしも知らないWindows Updateの今後
- サヨウナラ Windows Server 2003! マルウエア対策の定義更新はいつまで続く?
- Word/Excelのパスワード保護も使いよう
- Word/Excelのパスワードによる保護では個人情報は守れません
- 「Windows 10を入手する」アプリは表示されましたか――Windows 10の無料アップグレード予約が開始
- Windows 10の発売日が決定! パッチ適用トラブルの迷宮から抜けられる日は近い?
- 熟成されて15年、昔も今も変わらないActive Directory――でも、なぜ“Active”なの?
- 続報、Windows 10って、古いPCでも本当に動くの?
- Windows 10プレビュー新ビルド10074公開、新規インストールで企業向けの新しいサインイン方法を発見
- Linux/OSSに不慣れでも大丈夫! WindowsでDockerを扱う際のポイント
- Windows 10プレビュー版、最新ビルド「10061」はUI改善が中心、メール/カレンダーアプリも新しく
- 次期Windows Serverの新しいプレビュー版が待ち遠しい
- 所要時間わずか10分で「Docker」を体験しよう――Azureで始めるDocker入門
- 99年間のバックアップに対応、何を保存しましょうか?――Azure Backup最新情報フォローアップの巻
- もっと新しいエメット(EMET 5.2)さん、リ・リリース
- Windows XPサポート終了から1年、Windows Server 2003の終了はもうすぐ
- システム監査対決! Windowsコマンドライン監査 vs. Sysmon
- 祝、Windows 7のWindows 10無償アップグレード! でも、古いPCで動くの?
- 最新ビルドを詳細レビュー! Windows 10 Technical Preview Build 9926がやってきた
- IEと.NET Frameworkのサポートポリシーが変わります(1年後ですが……)
- 英語版と日本語版、どっちのOS環境が使いやすい?
- 空き領域不足のWindowsタブレットを劇的ダイエット
- Microsoft Updateが使えなくなる日
- さらに新しいエメット(EMET)さんにもご用心!
- 続報、Windows 10 Technical Preview。新しいビルドの私的衝撃
- Cドライブの容量不足は「WinSxS」フォルダーの肥大化が原因?
- エメット(EMET)さん、破れたり
- Windows 10と次期Windows ServerのTechnical Preview、現わる
- あのころ、君はもっとスリムだったはず
- 新しいエメット(EMET)さんにご用心!
- IEで古いActiveXコントロールのブロックが始まるぞ
- 幻のWindows 8.1 Update 2と盆(凡)のアップデート
- Windowsのバージョンを識別するために昔作ったスクリプトたち
- セーフモードでも起動できないという悪夢からの脱出[その2]
- セキュリティ更新が受けられなくなる前に、Windows 8.1 Updateを!
- セーフモードでも起動できないという悪夢からの脱出[その1]
- セーフモードでもWindows Updateしたい[その2]
- セーフモードでもWindows Updateしたい[その1]
- 最近のWindows Updateって……
- お手柄、エメット(EMET)さん!
- その仮想マシンイメージ、止血済みですか?(OpenSSLの脆弱性)
- エメット(EMET)、していますか?
- “新しいOffice”はいろいろと新しい
- “Windows XPのサポート終了のお知らせ”のお知らせ
筆者紹介
山市 良(やまいち りょう)
岩手県花巻市在住。Microsoft MVP:Hyper-V(Oct 2008 - Sep 2015)。SIer、IT出版社、中堅企業のシステム管理者を経て、フリーのテクニカルライターに。マイクロソフト製品、テクノロジを中心に、IT雑誌、Webサイトへの記事の寄稿、ドキュメント作成、事例取材などを手掛ける。個人ブログは『山市良のえぬなんとかわーるど』。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Windows 10の発売日が決定! パッチ適用トラブルの迷宮から抜けられる日は近い?
ある日突然襲い掛かるWindows Updateの不調。筆者はつい先日もトラブルに遭遇したばかりです。Windows 10では「Windows Update」が新しくなるようですが、毎月のように繰り返される“トラブルの迷宮”から抜けられる日は来るのでしょうか。 - 祝、Windows 7のWindows 10無償アップグレード! でも、古いPCで動くの?
Windows 7/8.1は「Windows 10」の提供開始後1年間は無償でアップグレードできることが発表されました。わが家には10年前の古いWindows 7 PCがあります。無償ならWindows 10にしたいところですが、果たして古いPCで動くのか。ちょっと心配になってきました。 - 続報、Windows 10って、古いPCでも本当に動くの?
「Windows 10」は、Windows 7およびWindows 8.1(Enterpriseエディションは対象外)のユーザーに1年間の限定で無償アップグレードが提供される予定です。以前、この発表の直後に筆者は古いPCでWindows 10が動くかどうかを検証しました。今回はその続報です。 - Windows 10プレビュー新ビルド10074公開、新規インストールで企業向けの新しいサインイン方法を発見
つい先日、次期Windowsのプレビュー版「Windows 10 Technical Preview」のビルド「10061」が提供されたばかりですが、4月29日(米国時間)に、新ビルド「10074」が公開されました。もう追いかけるのが大変です。